積み立て投資を途中でやめてはいけない理由|S&P500シミュレーションでわかる継続の力

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なぜやめてはいけないのか?

積み立て投資は長期的な資産形成において非常に有効な手段です。

しかし、相場の下落や生活の変化を理由に途中で積み立てをやめてしまう人も少なくありませんいます。

これは最も避けるべき行動の一つ。

積み立てをやめると、時間を味方につけるという最大のメリットを失ってしまうからです。

この記事では積み立て投資を途中でやめてはいけない理由を、心理面・数学的効果・実践的視点から詳しく解説します。


シミュレーション:2010年でやめた場合と2025年まで続けた場合のリターン差

実際に、西暦2000年からS&P500指数に毎月積み立てを行った場合を考えてみましょう。

仮に毎月3万円ずつをS&P500連動型の投資信託に積み立てたとします。

2000年から2010年までの10年間で積み立てをやめたケースと、2025年まで続けたケースを比較します。

2000〜2010年は、ドットコムバブル崩壊とリーマンショックを経験した厳しい時期でした。

この期間に積み立てをやめてしまった人は、運用益がほとんど出ず、むしろ含み損を抱えることもありました。

一方2010年以降も積み立てを続けた人は、S&P500が力強く成長し、年平均リターンは約10%前後となりました。

もし2010年で積み立てをやめていた場合、総投資額360万円に対して評価額はおよそ450万円前後。

しかし2025年まで継続していた場合、総投資額900万円に対して評価額はおよそ2,400万円前後にまで成長しています。

その差は2,000万円近い差です。

同じ銘柄、同じ金額を積み立てても「やめずに続けたかどうか」で結果がまったく変わることがわかります。

このシミュレーションは、積み立て投資における「時間」と「継続力」の重要性を如実に示しています。


積み立て投資の本質は「時間を味方にすること」

積み立て投資の最大の特徴は、時間をかけて資産を育てるという点にあります。

長期的に続けることで複利効果が働き、元本と運用益の両方が増えていきます。

複利とは「利益が利益を生む」仕組みのことで、続ける期間が長いほど効果が大きくなります。

途中でやめてしまうと、この複利の恩恵を途中で断ち切ってしまうことに。

積み立てを続けることこそが、最もシンプルで強力な資産形成の方法なのです。


相場の下落はチャンスであり、撤退の理由ではない

積み立て投資をやめてしまう人の多くは、相場が下がったときに不安になって売却してしまいます。

「これ以上損失を拡大させてなるものか」という心理が働くんですね。

しかし実際は真逆で、下落局面こそが最高のバーゲンセールとなります。

定額で積み立てを続けていれば、価格が下がったときにより多くの口数を購入できます。

界隈ではすっかりお馴染み、「ドルコスト平均法」と呼ばれる手法で、長期的には平均取得価格を下げる効果があります。

相場が下がったときにこそ積み立てを止めず、淡々と継続することが将来の利益増大につながります。


感情に左右されると資産形成は失敗する

ご存知、人間は感情の生き物。

投資をしていると利益が出れば嬉しく、損をすれば不安にもなります。

しかし、その時々の感情で積み立てを止めてしまうと、長期投資の目的を見失ってしまいます。

積み立て投資は短期的な損得ではなく「時間と規律」を武器にする戦略です。

感情を排除し、仕組みとして自動積立を設定することが成功の鍵になります。

「やめない仕組みづくり」が感情に勝つ最も効果的な方法です。


積み立てを止めると「機会損失」が発生する

積み立て投資をやめるということは、今後の市場成長から降りるということです。

特にインデックス投資では、世界経済の拡大とともに資産も増えることが期待されます。

途中でやめるとその成長の波に乗り遅れ、将来得られるはずの利益を逃してしまいます。

機会損失は目に見えませんが、長期的には非常に大きな影響を与えます。

続けることは「未来の自分への投資」を続けることでもあります。


積み立てを止めると再開が難しくなる

一度積み立てをやめると、再開のハードルが想像以上に高いことがあります。

人は行動を再び始めるときに、心理的エネルギーを大きく消費するからです。

「もう少し様子を見てから」と考えているうちに、数ヶ月、数年が過ぎてしまうこともあります。

前述の通り、投資の世界では時間を失うことが最大の損失です。

最初から「やめない仕組み」を作ることで、このリスクを防げるでしょう。


積み立てを継続するコツは「自動化」と「固定費の見直し」

積み立てを継続するためにはできる限り手間を減らすことが大切です。

給与口座から自動で引き落とす仕組みを作れば、感情に左右されず続けられます。

また、生活費を見直して積立余力を確保しておくことも重要です。

通信費や保険料、サブスクなどを見直すことで、積立の原資を生み出せます。

生活の自動化 × 投資の自動化」が、継続力を支える最強の組み合わせです。


いつ取り崩せばいいのか?

当然ながら人によりますが、積み立て投資の取り崩しは「いつ・どう使うか」を目的から逆算するのが基本です。

例えば老後資金が目的だったなら、リタイア数年前からリスク資産を減らし、現金比率を高めるとよいでしょう。

一括ではなく、毎年4%以内の定率で取り崩すと資産寿命を延ばせます。

相場下落時は現金クッションで耐え、回復期に取り崩しを再開するのが理想ですね。

焦らず計画的に「使いながら増やす」姿勢が、安心した資産活用の鍵となります。


まとめ:積み立ては「続ける人」だけが勝つシンプルな投資法

積み立て投資を途中でやめることは、複利効果の断絶・機会損失・心理的後退を意味します。

相場の上下や一時的な不安に惑わされず、仕組みとして継続することが成功の条件。

短期的な利益よりも長期的な安心を優先し、自動で続ける仕組みを整えましょう。

投資で最も重要なのは「才能」ではなく「継続力」です。

積み立てをやめない人こそが最終的に豊かさと自由を手に入れます。

杉山も投資のリターンが生活費の大部分を補える日が来るまで、鬼のホールド力で握り続けます!

皆で一緒に豊かな人生を築いて行きましょう。

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