投資を始める際、証券会社選びはとても重要です。
特に初心者はどの会社を選ぶかで投資のしやすさが大きく変わります。
日本で特に人気があるのはSBI証券と楽天証券です。
この2社はネット証券の代表格。
手数料、使いやすさ、商品ラインナップなど、あらゆる面で比較されます。
今回は両社を初心者の視点で比べていきます。
証券会社選びが重要な理由
証券会社は投資の入り口です。
口座を開かないと株や投資信託を買うことはできません。
取引のコストや情報ツールの充実度は会社ごとに異なります。
初心者にとっては特に手数料と操作性が大切です。
長期的に投資を続けるなら少しの差が大きな結果になります。
だからこそ、最初にどこで口座を作るかが投資の成功を左右します。
比較のポイント
証券会社を比べるときに注目すべきポイントは3つです。
- 手数料の安さ
- 商品ラインナップの豊富さ
- 使いやすさとサポート
この3点を基準に、SBI証券と楽天証券を比較していきましょう。
SBI証券の特徴
SBI証券は国内最大のネット証券です。
口座数は1000万口座を超えています。
多くの投資家に選ばれる理由があります。
まず、手数料が安いです。
現物株の取引には「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」があります。
スタンダードプランは1回の注文ごとに手数料が発生します。
アクティブプランは1日の約定代金合計で手数料が決まります。
少額の取引を繰り返すならアクティブプランがお得です。
投資信託の取扱本数は3000本以上。
初心者でも選びやすい商品が豊富にそろっています。
ポイント投資にも対応。
TポイントやVポイントを利用して投資が可能です。
ポイントを活用することで気軽に投資を始められます。
また、外国株の取扱いも強みです。
米国株や中国株をはじめ世界中の株式に投資できます。
選ぶコースによっては為替手数料もゼロにできます。
楽天証券の特徴
楽天証券は楽天グループが運営するネット証券です。
楽天市場や楽天カードなどとの連携が強みです。
楽天経済圏を活用する人には特に人気があります。
最大の特徴は楽天ポイント投資です。
貯めたポイントをそのまま投資に使えます。
投資信託の購入や株式投資に使えるのは魅力と言えるでしょう。
手数料体系はSBI証券と大差ありません。
1回の取引ごとに手数料が発生する方式と、1日定額方式があります。
少額取引をしたい人に優しい設定です。
投資信託の取扱数も3000本以上あります。
楽天カード決済を使えばポイント還元も受けられます。
積立投資とポイント還元を同時に実現できる点は大きなメリットです。
アプリ「iSPEED」は操作性が高いです。
株価チャートやニュースが見やすく設計されています。
スマホで手軽に投資を管理できるのは初心者に安心です。
また、米国株の取扱数も豊富。
杉山が楽天経済圏と併せて使っている証券会社です。
手数料の比較
SBI証券と楽天証券の手数料水準はほぼ同じです。
1注文ごとに手数料がかかるプランでは数百円程度です。
1日定額プランでは少額取引なら無料になるケースもあります。
少額で取引を繰り返すなら1日定額プランを選ぶとお得です。
長期投資やまとまった金額を投資するならどちらを選んでも差は大きくありません。
投資商品の比較
両社ともに株式、投資信託、債券、海外株など幅広く取引可能です。
投資信託の本数はどちらも3000本以上と豊富です。
初心者向けの低コストインデックスファンドも多数そろっています。
SBI証券は外国株に特に強いです。
楽天証券はポイントを活用した投資に強みがあります。
どちらも初心者にとって安心して選べる商品ラインナップです。
使いやすさの比較
SBI証券はツールが充実しています。
機能が多い分、最初は少し複雑に感じる人もいますね。
慣れると高度な取引や分析に対応できます。
一方、楽天証券のアプリは直感的です。
投資初心者でも使いやすいと評判です。
楽天ポイントとの連携もあり、日常生活と投資をつなげられます。
単元未満株
楽天証券の「かぶミニ®」とSBI証券の「S株」は、どちらも1株から投資できる単元未満株サービスです。
少額から株主になれるため、初心者が投資を始めやすいのが特徴です。
かぶミニはリアルタイム取引や指値注文に対応し、ポイントを使った購入も可能。
一方、SBI証券のS株は売買手数料が無料で楽天かぶミニに比べて取り扱い銘柄数が多く、コストを抑えて分散投資しやすいのが魅力です。
どちらもアプリやウェブから簡単に注文でき、少額で投資経験を積むのに最適です。
手数料や使いやすさ、ポイント活用の利便性を比較して、自分に合ったサービスを選ぶと良いでしょう。
初心者におすすめは？
初心者が選ぶ際のポイントは「自分の生活に合うか」です。
SBI証券は総合力が強く、幅広い商品を扱いたい人に最適です。
杉山は前述の通り楽天経済圏使用者ですので、楽天証券をオススメしております！
まとめ
SBI証券と楽天証券は日本を代表するネット証券です。
手数料も商品ラインナップもほぼ同水準。
違いは強みの部分にあります。
SBI証券は総合力と海外株の豊富さ。
楽天証券はポイント投資とアプリの使いやすさ。
どちらを選ぶかはライフスタイル次第です。
初心者は手数料やサービスを比較しながら、自分に合う証券会社を選びましょう。
証券会社選びが投資の第一歩です。
焦らず検討して、自分に合う会社を選ぶことが成功につながります。
