ネット銀行を使うメリットとおすすめネット銀行3選【2025年版】

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1. はじめに|なぜ今ネット銀行が注目されるのか?

近年、スマホアプリやインターネットを活用したネット銀行(インターネット専業銀行)の利用が急速に拡大しています。
総務省の調査によると、インターネットバンキング利用率は2024年で80%超と、もはや主流の金融サービスになりつつあります。

背景には、

  • 銀行店舗の統廃合や手数料引き上げ
  • キャッシュレス決済の普及
  • 金利・低コストを求めるニーズの高まり

があります。

そこで本記事では、ネット銀行のメリットとデメリットを整理しつつ、2025年おすすめのネット銀行を3つ紹介します。


2. ネット銀行とは?基本をおさらい

ネット銀行とは、実店舗を持たず、インターネットやスマホアプリを通じて銀行サービスを提供する銀行です。
口座開設から振込、ローン、投資商品まで、ほとんどのサービスをオンラインで完結できます。

代表的なネット銀行には、楽天銀行・住信SBIネット銀行・PayPay銀行・ソニー銀行・auじぶん銀行などがあります。


3. ネット銀行を使うメリット


3-1. 預金金利が高い

ネット銀行は店舗運営コストがかからないため、メガバンクや地方銀行より高金利を実現しています。

例:

  • 楽天銀行:普通預金0.1%(楽天証券連携時)
  • 住信SBIネット銀行:0.01〜0.2%(条件あり)

従来のメガバンクの普通預金金利が0.001%であることを考えると、100倍の金利差があります。


3-2. 手数料が安い or 無料

  • ATM出金手数料が月数回無料
  • 他行振込手数料が無料 or 低額

これにより、無駄なコストを大幅に削減できます。特に、他行宛の振込が多い方に大きなメリットがあります。


3-3. 24時間365日利用可能

スマホやパソコンからいつでも残高照会・振込・入金が可能です。
店舗に行く必要がなく、時間・場所を選ばない利便性が魅力です。

24時間いつでもコンビニATMで引き落とせるATMに並ばなくていい手数料無料!
これらが最大のメリットであると言えます。


3-4. ポイント還元・連携サービスが豊富

楽天ポイントやPayPayポイントなど、利用状況に応じてポイント還元が受けられるサービスが多数。
証券・クレジットカード・キャッシュレス決済と連携することで、家計全体の効率化につながります。

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3-5. キャッシュレス・投資との相性が良い

ネット銀行は証券口座やスマホ決済サービスとシームレスに連携できるため、投資やキャッシュレス決済を活用する人にとって最適です。


4. ネット銀行のデメリット(注意点)


4-1. 現金取引に弱い

ATMを介さないと現金入出金ができないため、現金主義の人には不便な場合があります。


4-2. 窓口相談ができない

実店舗がないため、対面相談を希望する人には不向きです。
ただし、チャットサポートや電話対応は充実しつつあります。


4-3. セキュリティ対策が必要

ネット経由の取引のため、フィッシング詐欺・不正アクセス対策が必須です。
二段階認証やワンタイムパスワードの設定を徹底する必要があります。


5. 2025年おすすめネット銀行3選


5-1. 楽天銀行

楽天経済圏と相性抜群のネット銀行

  • 普通預金金利:0.1%(楽天証券連携「マネーブリッジ」適用時)
  • ATM手数料:最大月7回無料(条件あり)
  • 他行振込手数料:最大月3回無料
  • 特徴:楽天ポイント還元、楽天カード・証券との連携強力

楽天市場や楽天カードを利用している人にとっては最優先で検討すべきネット銀行です。


5-2. 住信SBIネット銀行

汎用性と手数料無料回数が魅力

  • 普通預金金利:0.01〜0.2%(条件達成で上昇)
  • ATM手数料:最大月20回無料(条件あり)
  • 他行振込手数料:最大月20回無料(スマプロランク)
  • 特徴:SBI証券との連携、外貨預金や住宅ローンにも強い

手数料無料回数の多さが魅力で、メインバンクとして使いやすいネット銀行です。


5-3. PayPay銀行

キャッシュレス決済と親和性が高い銀行

  • 普通預金金利:0.001%(PayPayステップ連携で上昇あり)
  • ATM手数料:月数回無料(条件あり)
  • 他行振込手数料:月1〜5回無料
  • 特徴:PayPayアプリと即時連携、スマホ完結型の利便性

PayPayユーザーであれば、送金・チャージのしやすさで圧倒的な使いやすさがあります。


6. ネット銀行の選び方


金利で選ぶ

  • 預金を増やしたい → 楽天銀行・住信SBIネット銀行

手数料無料回数で選ぶ

  • ATM・振込を多用する → 住信SBIネット銀行

ポイント還元・キャッシュレス連携で選ぶ

  • PayPayや楽天経済圏を活用 → PayPay銀行 or 楽天銀行

投資との連携で選ぶ

  • SBI証券・楽天証券と連携している銀行を優先

7. まとめ|ネット銀行で資産管理を効率化しよう

ネット銀行は、高金利・低手数料・24時間取引・ポイント還元といった圧倒的なメリットがあります。
現金中心の生活からキャッシュレス・投資中心の生活に移行する現代では、メインバンクとしてネット銀行を選ぶのが合理的です。

  • 金利重視なら → 楽天銀行
  • 手数料無料回数重視なら → 住信SBIネット銀行
  • キャッシュレス連携重視なら → PayPay銀行

自身のライフスタイルに合わせて選べば、銀行にかかるコストを削減しつつ、資産形成効率も高められます。

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