もし宝くじで1億円当たったら?杉山の考え方

もし一億円という大金を手にしたら、皆さんはどのように使うでしょうか?高級車や豪邸の購入、海外旅行、早期リタイア…人によって使い道はさまざまでしょう。

もし宝くじで一億円が当たったら、杉山はそのうち9000万円を高配当株の購入に充てます。この戦略の裏には「お金を減らさず、安定したキャッシュフローを得たい」という合理的な判断があります。

この記事では、その理由を一般的な宝くじ当選者の行動と対比させながら解説し、最終的に「資産形成における本質的な考え方」を導きます。


宝くじ当選者の典型的な行動パターン

まず、一般的に宝くじ当選者はどのような行動をとるのでしょうか。データや報告によると、多くの人が以下のような使い方をしています。

  • 高級車や高額な住宅を購入する
  • 旅行やブランド品などの消費に充てる
  • 親族や友人に大きな金額を分け与える
  • 仕事を辞めて無収入の生活に入る

一見すると「夢のような生活」ですが、数年後には貯金を使い果たし、当選前より生活が苦しくなる人も少なくありません。これは資産を「お金」ではなく「消費」として見てしまう心理によるものです。

大金を突然手にすると、人はそのお金を「尽きないもの」と錯覚してしまいます。しかし、実際には消費すれば確実に減っていきます。


なぜ9000万円を高配当株に?

杉山はこうした典型的な浪費パターンとは異なる選択をします。理由は以下の通り!

安定的なキャッシュフローの確保

高配当株は、株式投資の中でも「インカムゲイン(配当収入)」を得られる手段です。仮に平均利回り4%の高配当株に9000万円を投資すれば、年間で360万円の配当金が入ってきます。税引き後でも約280万円程度が手元に残り、生活費の大きな柱となります。

つまり9000万円を株に換えることで、一時的な消費ではなく「お金が毎年生まれる仕組み」を持つことができるのです。

資産を減らさない発想

大金を手にしたとき、最も重要なのは「減らさないこと」です。高配当株に投資することで、基本的に元本(株式そのもの)は残りつつ配当というリターンを享受できます。

もちろん株価の変動リスクはありますが、長期的に安定した企業に投資すれば、資産を保ちながら収益を得る可能性が高まります。

精神的な安定

人間は「お金が減っていく不安」にとても弱い生き物です。宝くじで当たったお金を旅行や買い物に使い続けると、残高が目に見えて減っていき、精神的に焦りや不安が募ります。

対して高配当株から毎年配当金が入ってくれば「資産が働いてくれている」という安心感を得られます。個人的にはこれが一番心理的な幸福度に貢献してくれると思っています。


お金の使い道に正解はない…けど?

お金の使い方に「絶対的な正解」はありません。旅行や趣味に使って豊かな経験を得ることも立派なお金の活用ですし、投資や貯蓄に回して将来の安心を得ることも正しい選択です。

ただし注意したいのは、浪費のし過ぎによって資産が急速に減ってしまうことです。特に大金を手にしたときほど「尽きることはない」と錯覚してしまい、後で後悔するケースが少なくありません。

大切なのは「今の満足」と「将来の安心」をどうバランスさせるかです。計画的に一部を楽しみに使いながら、残りは将来のために守り育てていく――その姿勢こそが、お金を味方につける最善の方法だと言えるでしょう。


高配当株戦略のリスクと向き合う

もちろん、高配当株投資にはリスクも存在します。

  • 株価下落による含み損
  • 配当金の減配リスク
  • インフレによる実質価値の低下

これらは「適切な分散投資」と「長期保有」である程度回避できます。むしろ大金を銀行預金に置いたままインフレで目減りする方がリスクは大きいでしょう。


まとめ:お金を「消費」ではなく「仕組み」に変える

宝くじで一億円を得た場合、多くの人はただ消費してしまいます。特に生活の質を一気に上げたり、余裕があるからと借金を繰り返してしまったり…あるいはギャンブルだったり。気付けば得られたお金以上に大損してしまうこともない話ではありません。

宝くじの当選は誰にでも起こることではありませんが、この考え方は日常の資産形成にも応用できます。給与や貯金といったお金を「消費」ではなく「仕組み」に変える意識を持つこと。それが将来の安定と精神的な余裕につながります。

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