大手キャリアから格安SIMに乗り換えるメリット・デメリットと注意点を徹底解説

節約

スマホ代を節約したいと考えたとき、真っ先に候補に挙がるのが格安SIMです。
しかし「本当に安くなるの?」「速度やサポートは大丈夫?」と不安を感じる人も多いでしょう。

この記事では、大手キャリアから格安SIMに乗り換える際のメリット・デメリット、注意点、乗り換えの流れまで、初心者でも分かりやすく解説します。


1. そもそも格安SIMとは?

格安SIMとは、大手通信会社(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を借りてサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)や、サブブランドが提供するSIMカードのことです。

代表的なサービス:

  • mineo
  • IIJmio
  • OCNモバイルONE
  • LINEMO(ソフトバンク)
  • povo(au)
  • ahamo(ドコモ)
  • 楽天モバイル(自社回線+ローミング)

大手キャリアの回線網を利用しているため、全国どこでも通信可能ですが、料金が圧倒的に安いのが最大の特徴です。


2. 大手キャリアと格安SIMの違い

料金

  • 大手キャリア:月7,000〜9,000円前後(20〜30GB)
  • 格安SIM:月1,000〜3,000円前後(3〜20GB)

通信速度

  • 大手キャリア:安定して速い
  • 格安SIM:混雑時間帯に速度低下しやすい

サポート

  • 大手キャリア:店舗サポートが充実
  • 格安SIM:オンラインサポート中心

3. 格安SIMに乗り換えるメリット

3-1. スマホ代が大幅に安くなる

最大の魅力は料金の安さです。
例えば、月8,000円の大手契約から月2,000円の格安SIMに変更すると、年間で72,000円の節約が可能です。

3-2. プランの選択肢が豊富

データ容量1GBから20GBまで、利用スタイルに合わせて細かくプランを選べます。
Wi-Fi利用が多い人なら、1〜3GBプランで月1,000円前後に抑えられることも。

3-3. 契約期間の縛りがない

  • 2年縛りや違約金がない
  • いつでも解約・変更可能
  • オンライン手続きで完結

4. 格安SIMのデメリット

4-1. 通信速度が落ちることがある

  • 混雑する昼休み(12〜13時)や通勤時間帯に速度が遅くなりやすい
  • 動画やゲームを快適に使いたい人は注意

4-2. キャリアメールが使えなくなる

  • @docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp が使えなくなる
  • GmailやYahoo!メールに切り替える必要あり

4-3. サポートが少ない

  • 店舗対応がほぼなく、オンラインサポート中心
  • 自分で設定やトラブル対応できる人向け

4-4. 通話料が割高になる場合がある

  • 30秒20円程度が基本
  • 専用アプリ(楽天リンクやOCNでんわ)を使えば半額〜無料も可能

5. 乗り換えの際の注意点

5-1. SIMロック解除

  • 大手キャリアで購入した端末はSIMロックがかかっている場合がある
  • マイページまたは店舗で解除手続きが必要

5-2. 対応バンドを確認

  • 使用するスマホが格安SIMの回線周波数に対応しているかチェック

5-3. MNP予約番号の取得

  • 電話番号をそのまま使うなら、MNP予約番号を発行する
  • 大手キャリアのマイページまたは電話で取得可能

5-4. キャリアメールの代替

  • フリーメールを用意し、サービス登録情報を変更しておく

5-5. 支払い方法

  • クレジットカードが基本
  • デビットカードや口座振替対応の会社もあるが事前確認が必要

6. 格安SIMはこんな人におすすめ

向いている人

  • スマホ代を大幅に節約したい
  • データ使用量が少ない(Wi-Fi中心)
  • 自分で設定や調べるのが苦にならない
  • キャリアメールを使わない

向いていない人

  • 通信速度の安定性を重視する
  • 店舗サポートを受けたい
  • 大容量通信(動画・ゲーム)をよく使う
  • キャリア独自サービス(決済・家族割)を利用している

7. まとめ

格安SIMは、料金を大幅に下げたい人にとって最強の選択肢です。
ただし、通信速度の低下やキャリアメールが使えないなどのデメリットもあるため、乗り換え前に以下を確認しましょう。

  • SIMロック解除の有無
  • スマホの対応バンド
  • MNP予約番号の取得
  • キャリアメールの代替手段

これらを押さえれば、スムーズに格安SIMへ移行できます。

資産形成をする上で節約は避けては通れません。中でも固定費は毎月必ず掛かる費用ですので、削減が必須になります。まずは通信費用から見直して、より自由な未来に向けて一緒に歩んで行きましょう。

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